☆今日の出来事・日記☆
(寮生活)・・・実力テストっていうのが、来月にあるってことだったので、勉強していました。1年生の寮ではお互いに助け合うような空気ができてるのがある。私は一人で頑張るんだけど、現役生のポテンシャルは半端ないからなぁ~。
負けないように頑張ります。
(学校生活)・・・模試の問題を解く授業があった。実習みたいなもんだけど、教員が時々見に来ては、ノートとかプリントを見て回ってる。
私の学校では、担当教員が厳しい方に入るみたい。現役生が他の学校の情報から教えてくれた。授業料が安いから大丈夫だ!それぐらい!!
(今日の授業のポイント)・・・模試の問題だけど、解剖学は大丈夫だけど、神経に関する問題が若干苦手だな。
学生寮生活
寮では、私は年長組だから、現役生と一緒に勉強する機会はあまりないから、一人で勉強できることはとても助かるのですが・・・・
同じ年長組に入る、吉原さん(36歳)とかは、現役生と一緒に勉強してる。でも、喋ってばっかりで他の寮生から、陰口を言われているのが耳にはいる。やっぱり、試験も近いし、緊張感が必要ですね。
36歳って・・・・たしか、聞いた話だと高卒だから、少なくとも18年は試験勉強というのをしてこなかったから、実感がないのかな??
授業内容:模試問題(解剖学編)
プレ問題
問題(1)尿道括約筋の筋力低下による尿失禁はどれか。
①切迫性尿失禁
②腹圧性尿失禁
③溢流性尿失禁
④機能性尿失禁
⑤器質性尿失禁
問題(2)溶血性貧血でみられる症状は次のどれか。
①発熱
②下肢の痺れ
③皮下出血
④黄疸
問題(3)癌が腹腔内全体に転移するのは次のどれか。
①血行性転移
②播種性転移
③リンパ行性転移
④ウィルヒョウ転移
解 答
問題(1)=答え②
尿道括約筋や骨盤底筋群の筋力低下によって咳やくしゃみなどの腹圧がかかったときに起こる尿もれを腹圧性尿失禁っていう。男性よりも女性に多い。つまり、筋力低下によって起こる尿失禁は、「腹圧性尿失禁」となります。
切迫性尿失禁=神経障害や膀胱炎などによって、頻尿で強い尿意があるが、トイレまで我慢できずに尿もれを起こすこと。
溢流性尿失禁=尿道通過障害などで膀胱に溜められる以上に尿が貯まり、膀胱から溢れることで尿もれを起こすことをいう。
機能性尿失禁=認知症などでADLや認知機能が低下し、排尿の認識低下によって起こる尿もれ。排泄動作が遅く、認識が行き届かない場合も
器質性尿失禁=そんな言葉はないそうです。
問題(2)=答え④
赤血球もしくはヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値が正常以下に低下した状態を貧血という。赤血球生成障害、赤血球破壊亢進、失血などにより貧血になります。症状は、めまい、息切れ、倦怠感、頭痛、めまいなどが多い。
発熱=溶血性貧血では発熱は一般的に見られない。急性白血病や再生不良性貧血で出現することがある。
下肢の痺れ=悪性貧血の場合に起こる症状の一つ。また、それ以外でも個人によって認められることがあるが、溶血性貧血では一般的でないため不適当。
皮下出血=これも再生不良性貧血や急性白血病で認められる症状であり、再生不良性貧血で認められることは一般的でない。
黄疸=溶血性貧血の症状となる。赤血球破壊が亢進している状態であるため、血管内に放出される間接ビリルビンの増加によって黄疸が出現することがあります。
赤血球は正常であれば120日の寿命があるが、破壊亢進されている状態であれば赤血球の量が減少し貧血を来す。その寿命が短縮したことによる貧血を溶血性貧血という。
溶血の原因には、「血液側に問題がある内因性溶血性貧血」と「血漿側に原因がある外因性溶血性貧血」の2タイプがある。
問題(3)=答え②
血行性転移=血管を通じて転移することを血行性転移という。ちなみに、他臓器に転移することを遠隔転移という。
播種性転移=癌が一度、腹腔内全体に転移した場合、癌細胞が腹膜内全体に種を蒔いたような形で転移するのが播種性転移という。
リンパ行性転移=原発巣周囲(最初にできた癌)の近傍にあるリンパ節に転移するもの。
ウィルヒョウ転移=リンパ行性転移の一種。腹部臓器からの癌が左鎖骨上窩リンパ節に転移したものをいう。